世界遺産 白川郷・五箇山の合掌造り集落
●白川郷・五箇山(しらかわごう・ごかやま)の合掌造り集落
岐阜県大野郡白川村にある合掌造りの集落群が白川郷、
富山県南砺市にある合掌造りの集落群が五箇山
です。
世界遺産には1995年12月に登録されました。
「白川郷・五箇山(しらかわごう・ごかやま)の合掌造り集落」これが登録名です。
日本ではこれが6件目の登録でした。
登録区分は文化遺産です。
登録基準は
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
(5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
です。
白川郷と五箇山は場所が違いますが、同じ一体として
登録されています。
集落が良好に残っている3集落が地域対象で白川郷の荻町集落と、五箇山の相倉・菅沼の両集落の地域です。
歴史は江戸時代末期から明治時代末期に建てられています。
114棟の合掌造りの建物があるのですが
これらは養蚕を目的としたものが
この合理的な民家の造りを形成しています。
屋根裏は2から4層に仕切られ、
太陽光と新鮮な空気をたくさん取り入れる
構造になっています。
また屋根の急傾斜は豪雪地帯のため、雪が
高く積もるのを防ぐためでもあります。
その中で白川郷の「和田家住宅」は造りが違い
有力者の家屋であるため他よりも大きく、
特別な客を迎えるための式台が存在しています。
豪雪地帯に暮らす人々の独特の文化や民俗芸能などが数多く残っています。
観光では合掌造りの民家はもちろん、
白川郷では白川スーパー林道や温泉があり
囲炉裏端を囲める宿泊施設もたくさんあります。
五箇山では、五箇山めぐりで大自然を満喫
できますし、かつて塩硝の一大産業だったので
「塩硝の館」が残っており、材料の採取、塩硝作り
、出荷におけるまでの過程を人形や影絵で紹介しています。
参考 飛騨白川郷ホームページ
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