世界遺産 日光の社寺
●日光の社寺
栃木県日光市にある社寺などから
構成されている地域です。
日光山内(にっこうさんない)、二社一寺(にしゃいちじ)ともいいます。
世界遺産には1999年12月に登録されました。
「日光の社寺」これが登録名です。
登録区分は文化遺産です。
登録基準は
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と、直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
に該当しました。
個別に登録された数は多く
103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」が登録されています。
二荒山神社、東照宮、輪王寺らが代表的社寺です。
※世界遺産指定 日光山輪王寺・大猷院皇嘉門
登録社寺一覧はこちらからご覧いただけます。
「日光の社寺」の歴史は、皆さんよくご存知かと思いますが、江戸時代初期に徳川幕府の創立者、初代将軍徳川家康公の霊廟である東照宮の造営によってなり、
その後、建造物群がかたちづくられていき、今の形があります。
建造と同じくこの地域における魅力は、
たとえば東照宮と大猷院霊廟は、山の地形を利用して造営し、さらに、石垣や階段によって境内を広く、または狭く見せたりして、参道に曲折をつけており、奥行きのゆとりや緊張を見せるといった真理的な施がされています。
また
老樹が森林を形成しているのは、古代からの自然に対する信仰が発生して以来の日本人の伝統的な自然観から生まれたもので、今になり何者にも変えがたい自然の年輪を刻み込んだ証と成っています。
日光は観光スポットしても魅力があります。
牧場や植物園、ニュー霧降キャンプ場、鬼怒川温泉ロープウェイ・おさるの山など、そのほかにも見所は満載です。
参考 日光市ホームページ
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