世界遺産 石見銀山遺跡とその文化的景観
●石見銀山遺跡とその文化的景観
島根県大田市にある戦国時代から
始まった銀を採掘していた山です。
大森地区にあるので大森銀山(おおもりぎんざん)
とも呼ばれています。
昭和18年に閉山しています。それまでの約400年の
歴史があります。
江戸時代には世界の銀の産出量の3分の1を
占めていたという大きな規模でした。
2007年12月に登録されました。
登録名は 石見銀山遺跡とその文化的景観。
登録区分は文化遺産です。
登録基準は
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
となっています。
大規模な鉱山であったため、経済的に
日本の重要な資源産地の一つとなっていました。
そのため、この地に人々が集まり
石見銀山の周辺では鉱山町が発達し、街道ができ
港が整備され、港までの輸送路が作られるなど
町全体が、石見銀山とともに発展してきました。
大久保間歩は、江戸時代から明治時代にかけて大規模に開発された坑道
で全長900メートルあります。
民家建築物として熊谷家住宅があり、
石見銀山御料で最も有力だった商家が
残されています。
羅漢寺 五百羅漢(らかんじ ごひゃくらかん)は
岩盤急斜面にある石見銀山の石工技術をよく表している、石造物文化を代表する
貴重な信仰遺跡です。
これらはかなリ広い範囲でジョイントしているので、
ゆっくりと散策してみたい遺産地です。
参考 石見銀山公式サイト
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