世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道
●紀伊山地の霊場と参詣道
三重県、奈良県、和歌山県の3つの県を跨ぐ
霊場と参拝道の世界遺産です。
その場所は険しい紀伊山地にあり、標高1000から2000m
山々が縦横に走る地域の中を参道で結ばれています。
2004年7月に登録されました。
登録名は 紀伊山地の霊場と参詣道。
登録区分は文化遺産です。
登録基準は
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と、直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
となっています。
大きくは
「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」の3つのエリアに分かれ
それぞれの中に神社や寺、参詣道などが登録されています。
その数およそ20か所です。
吉野の中心的存在、金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂や
熊野三山の熊野本宮大社、高野山の金剛峯寺山王堂
など日本の国宝、重要文化財がいくつもあります。
1000年以上の宗教の歴史の中で神道と仏教が融合し合って形成されている点は、東アジアにおける宗教文化の交流
と発展を意味しています。
紀伊山地の歴史的な遺跡と同時に森林の景観について
他では類を見ないつながりが評価されています。
世界遺産熊野本宮館では熊野に関する展示ブースや映像上映、観光案内所があります。
ツアーでは紀伊山地の史跡・霊場巡りや秘境巡りなど、とにかく
見どころがたくさんあります。
参考 紀伊山地の霊場と参拝道
世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道(日本)の解説・見どころ関連ページ
- 世界遺産 小笠原諸島(日本)
- 日本の世界遺産 小笠原諸島 について。
- 世界遺産 白神山地(日本)
- 日本の世界遺産 白神山地 について。
- 世界遺産 知床(日本)
- 日本の世界遺産 知床 について。
- 世界遺産 日光の社寺(日本)
- 日本の世界遺産 日光の社寺 について。
- 世界遺産 白川郷・五箇山の合掌造り集落(日本)
- 日本の世界遺産 白川郷・五箇山の合掌造り集落 について。
- 世界遺産 古都京都の文化財(日本)
- 日本の世界遺産 古都京都の文化財 について。
- 世界遺産 古都奈良の文化財(日本)
- 日本の世界遺産 古都奈良の文化財 について。
- 世界遺産 法隆寺地域の仏教建造物(日本)
- 日本の世界遺産法隆寺地域の仏教建造物 について。
- 世界遺産 姫路城(日本)
- 日本の世界遺産 姫路城 について。
- 世界遺産 石見銀山遺跡とその文化的景観(日本)
- 日本の世界遺産 石見銀山遺跡とその文化的景観 について。
- 世界遺産 原爆ドーム(日本)
- 日本の世界遺産 原爆ドーム について。